マタニティマークは無料でもらえる?2026年の配布場所・費用・入手方法を徹底解説
マタニティマークは、自治体の窓口や一部の鉄道駅などで無料でもらえる妊産婦向けのマークです。多くの自治体では、妊娠届を提出して母子健康手帳を受け取る際に、キーホルダーやストラップなどのマタニティマーク入りグッズを配布しています。ただし、配布場所や受け取り方法、グッズの種類は地域によって異なります。
2026年は、厚生労働省が全国共通のデザインを発表してから20周年を迎える節目の年です。この記事では、マタニティマークの無料入手方法、自治体や駅での配布状況、妊娠初期から身に付ける意味、費用をかけずに準備する際の注意点まで、公的機関の情報をもとに詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 無料入手:市区町村の母子保健窓口や一部の鉄道駅で、マタニティマークを無料でもらえる場合がある。
- 配布場所の違い:母子健康手帳の交付時に配布する自治体が多い一方、窓口や在庫、受け取り条件は地域によって異なる。
- 身に付ける目的:おなかが目立ちにくい妊娠初期から妊産婦であることを周囲に伝え、必要な配慮を受けやすくするためのマーク。
【結論】マタニティマークは無料でもらえる?費用と入手方法を解説
マタニティマークは、無料で入手できる方法があります。まず確認したいのは、住んでいる自治体の母子保健担当窓口と、利用できる鉄道会社の配布サービスです。
政府広報オンラインが2026年1月27日に更新した解説でも、自治体が母子健康手帳の交付時などにマタニティマーク入りのグッズを配布していることが紹介されています。グッズにはキーホルダー、ストラップ、バッジなどがあり、自治体によって種類が異なります。
同記事で紹介された令和5年度の母子保健事業の実施状況によると、妊産婦個人が使用するマタニティマーク入りグッズなどを配布していた市町村は1,689市町村でした。これは2023年度の実績であり、2026年の全自治体における配布状況を示す数字ではありませんが、自治体経由の入手が広く行われていることが分かります。
一方、全国すべての自治体で同じグッズが配布されているわけではありません。無料配布の対象者、受け取り場所、配布数、在庫状況などに違いがあります。「妊娠が分かれば、どこの窓口でも必ず同じキーホルダーをもらえる」と考えるのではなく、地域の案内を確認することが大切です。
なお、マタニティマークそのものと、デザインを使って作られた商品は別です。市販のマタニティマーク付きキーホルダーや、装飾を施したオリジナルグッズは有料の場合があります。無料で受け取りたい場合は、自治体や鉄道会社が配布するものから探すとよいでしょう。

【配布場所】自治体・駅・オンラインで無料入手する方法
マタニティマークの無料配布場所は、大きく分けて自治体の窓口、鉄道駅、公式デザインのダウンロードの3つです。それぞれ受け取り方や利用条件が異なるため、自分に合った方法を選びましょう。
1.市区町村の母子保健窓口
最初に確認したいのは、住民登録のある市区町村の妊娠・出産関連窓口です。母子健康手帳の交付窓口、保健センター、保健所、子育て支援窓口などで配布している場合があります。
自治体によっては、母子健康手帳と一緒にマタニティマークのキーホルダーなどを渡しています。すでに母子健康手帳を受け取っている場合でも、別の窓口で配布している可能性があるため、自治体の公式案内を確認してみましょう。
ただし、すべての保健センターや役所の窓口で配布しているとは限りません。江東区の案内では、マタニティマークは保健所・保健相談所で配布し、それ以外の区の窓口では配布していないこと、また在庫切れの場合があることが説明されています。
2.鉄道会社の駅窓口
自治体の配布を利用できない場合は、鉄道会社のサービスも候補になります。東京都交通局では、都営地下鉄各駅と日暮里・舎人ライナーの日暮里駅にある駅長事務室で、妊産婦向けのマタニティマークを配布しています。駅によっては在庫切れの場合もあるため、受け取り前の確認がおすすめです。
JR東日本も、地域や駅を限定してマタニティマークを配布しています。公式案内では、首都圏のほか、福島県、静岡県、長野県の一部の駅などが配布箇所として挙げられています。ただし、掲載されている駅の範囲や配布条件は変更される可能性があるため、利用する鉄道会社の最新情報を確認してください。
駅での配布は、自治体の窓口へ行く時間を確保しにくい人にとって便利な選択肢です。ただし、駅で配布しているからといって、すべての鉄道会社や駅で受け取れるわけではありません。
3.公式デザインをダウンロードする
キーホルダーなどの実物にこだわらない場合は、こども家庭庁が案内する「健やか親子21」のマタニティマーク公式サイトで、公式デザインやポスターの配布資料を確認する方法もあります。
公式サイトでは、全国共通のマタニティマークに加え、2024年11月に発表された多胎児版のデザインも案内されています。ただし、デザインのダウンロードは、金具付きのキーホルダーなどの現物が手に入ることを意味しません。
また、公式デザインには使用規程があります。個人で身に付けるために利用する場合と、マークを使ったグッズを作成・配布する場合とでは確認すべき条件が異なるため、作成や配布を行う際は公式の使用ガイドを確認してください。営利目的など、規程に反する使い方は認められていません。
【自治体で違う】母子健康手帳・妊娠届と配布の関係
マタニティマークを無料で受け取りたい人が、まず理解しておきたいのが妊娠届と母子健康手帳の関係です。
一般的には、妊娠が分かったら医療機関で妊娠の確認を受け、住んでいる市区町村に妊娠届を提出します。その際に母子健康手帳の交付を受け、妊婦健診の受診券など、自治体が提供する妊娠・出産関連の案内を受け取ります。マタニティマークも、このタイミングで配布されることがあります。
ただし、母子健康手帳の交付とマタニティマークの配布は、必ずしも一体の制度ではありません。母子健康手帳を受け取れば全国一律でマタニティマークも付いてくる、という仕組みではないためです。
たとえば、横浜市では、各区の福祉保健センターで母子健康手帳を交付する際にマタニティマークを配布していると案内しています。一方、江東区では保健所・保健相談所で希望者に配布する方式です。同じ東京都内や同じ政令指定都市の周辺地域であっても、受け取り方法が異なる場合があります。
確認する際は、自治体の公式サイトで「マタニティマーク」「妊娠届」「母子健康手帳」などの案内を探すとスムーズです。公式サイトに情報が見つからなければ、母子保健担当窓口に電話で問い合わせる方法もあります。
問い合わせる際には、次の点を確認すると無駄足を防ぎやすくなります。
- マタニティマークの無料配布を実施しているか。
- 妊娠届の提出時や母子健康手帳の交付時以外でも受け取れるか。
- 配布窓口はどこか。予約や本人確認などが必要か。
- キーホルダーやストラップなど、どのようなタイプを配布しているか。
- 現在の在庫と、配布対象者の条件はどうなっているか。
自治体の制度は地域の事情や在庫状況によって変わることがあります。以前は配布していた窓口でも、現在は取り扱いを終了していたり、別の窓口に変更していたりする可能性があるため、最新の案内を基準に判断しましょう。

【全国共通デザインの背景】2006年制定から2026年の20周年へ
マタニティマークは、単に妊婦であることを示すためのアクセサリーではありません。妊娠初期は外見だけでは妊娠していると分かりにくく、体調が優れなくても周囲に事情を理解してもらいにくいことがあります。こうした課題に対応し、妊産婦への配慮を社会に広げる目的で、全国共通のデザインが整備されました。
こども家庭庁が案内する公式サイトによると、マタニティマークの取り組みは、2000年の「健やか親子21」推進検討会報告書にさかのぼります。その後、統一したマークの作成が検討され、デザイン公募と選考を経て、2006年に全国共通デザインが決定しました。
厚生労働省が公表した選考関連資料によれば、応募作品は1,661作品に上り、社会福祉法人恩賜財団母子愛育会埼玉県支部の作品が最優秀作品に選ばれました。選考結果は2006年3月10日に発表されています。
同年8月には、首都圏の鉄道事業者16社局がマタニティマークの無償配布やポスター掲示に取り組みました。自治体だけでなく交通機関にも普及活動が広がったことが、現在の入手方法につながっています。
| 時期 | 主な出来事 | 意味・ポイント |
|---|---|---|
| 2000年11月 | 「健やか親子21」推進検討会報告書で妊娠初期の妊婦への配慮に言及 | 統一マークを検討する背景となった。 |
| 2005年12月〜2006年1月 | 厚生労働省のウェブサイトでデザインを公募 | 全国共通デザインの選考が進められた。 |
| 2006年2月22日・3月10日 | 1,661作品から最優秀作品を決定し、選考結果を公表 | 全国共通デザインが正式に決まった。 |
| 2006年8月 | 首都圏の鉄道事業者16社局が無償配布などを開始 | 駅を通じた普及活動が広がった。 |
| 2024年11月19日 | ふたご・みつご向けの多胎児版マタニティマークを発表 | 多胎妊娠に対応する公式デザインが加わった。 |
| 2026年3月 | マタニティマークの誕生20周年 | 制定から20年を迎え、普及啓発の節目となった。 |
この20年間で、マタニティマークは妊産婦が身に付けるグッズとしてだけでなく、交通機関や職場、飲食店などで妊産婦への配慮を呼びかけるためにも活用されてきました。現在は、厚生労働省による制定の経緯を引き継ぐ形で、こども家庭庁の「健やか親子21」公式サイトがデザインや使用方法を案内しています。
なお、全国共通デザインが広く普及している一方で、自治体や民間団体が独自のデザインを使用する例もあります。デザインが違うからといって、必ずしも公式マークではないと判断することはできません。全国共通デザインを使ったものを探したい場合は、公式サイトで公開されているデザインを基準にするとよいでしょう。
【妊娠初期はいつから?】身に付ける目的と正しい使い方
マタニティマークは、妊娠初期から活用できます。おなかが大きくなっていない段階では、外見だけで妊娠中だと分からないことが多いためです。妊娠中は、つわりや体調不良、においへの敏感さなど、外見からは伝わりにくい負担を抱えることがあります。
そのため、妊娠初期に通勤や通院で電車・バスを利用する人にとって、マタニティマークは周囲に妊娠中であることを伝える手段の一つになります。体調が悪いときに声をかけてもらいやすくしたり、必要な場面で座席を譲るなどの配慮につながったりすることが期待されます。
マタニティマークは妊娠何週から使える?
マタニティマークを使い始める時期について、全国一律の開始週数が定められているわけではありません。妊娠が分かった段階から、本人の判断で活用できます。特に妊娠初期は外見から妊娠が分かりにくいため、必要だと感じた時点で身に付けることに意味があります。
妊娠を周囲にどこまで伝えるかは、本人の事情や気持ちによって異なります。職場や知人に妊娠を公表していない場合でも、通勤中などに配慮を受けたいときは、マタニティマークを活用する選択肢があります。身に付けることを誰かに強制されるものではなく、本人が必要に応じて使うものです。
キーホルダーはどこに付けるとよい?
マタニティマークのキーホルダーは、バッグの持ち手など、周囲から見えやすい場所に取り付ける方法が一般的です。ストラップやバッジなど、自分が使いやすい形を選んでも構いません。
ただし、マークを付けていれば必ず周囲が気付くとは限りません。バッグの内側に隠れていたり、混雑した場所で見えなかったりすることもあります。体調が悪いときは、駅員や乗務員、近くの人に具体的に助けを求めることも大切です。
マタニティマークを付けると何が変わる?
マタニティマークの主な目的は、周囲が妊産婦への配慮を示しやすくすることです。政府広報オンラインでは、マークを付けた妊産婦を見かけた際の行動として、体調が悪そうな場合に声をかけること、電車やバスで席を譲ること、近くでの喫煙を控えることなどを紹介しています。
また、急病や事故などで本人が詳しい状況を伝えにくいときに、妊娠中であることを周囲に知らせる手がかりになることも期待されています。ただし、マークは医療情報をすべて伝えるものではなく、緊急時の対応や安全を保証するものでもありません。
マタニティマークを身に付けている人を見かけた側も、本人の意思や状況を尊重する姿勢が大切です。必要そうな様子があれば、まず声をかけ、本人が望む支援を確認することが望まれます。
【無料入手で失敗しない】在庫・デザイン・安全面の確認ポイント
無料でマタニティマークを入手する際は、単に配布場所を探すだけでなく、受け取り条件や使いやすさも確認しておきましょう。
在庫切れや配布終了に注意する
自治体や鉄道会社の配布は、常に十分な在庫があるとは限りません。公式サイトに配布の案内が掲載されていても、訪問時に在庫切れとなっている場合があります。特に遠方の駅や窓口へ出向く場合は、事前に問い合わせると安心です。
無料配布品と市販品を区別する
インターネット上では、全国共通デザインのマタニティマークだけでなく、装飾を加えたハンドメイド品やキャラクター風のデザインなども見つかります。こうした商品は、自治体などが配布する無料のキーホルダーとは異なり、有料の場合があります。
無料での入手を優先するなら、まず自治体や交通機関の公式案内を確認しましょう。デザインや素材にこだわりがある場合は、市販品も選択肢になりますが、必ずしも購入する必要はありません。
装飾よりも見やすさと使いやすさを優先する
マタニティマークは、周囲に妊産婦であることを伝える目的で使うものです。デザインのかわいらしさだけでなく、マークが隠れずに見えるか、バッグに取り付けやすいか、移動中に邪魔にならないかなどを考えて選びましょう。
市販品やハンドメイド品を選ぶ場合は、金具の強度、部品の外れにくさ、素材の安全性なども確認してください。妊産婦向けの表示があっても、商品の品質や安全性が自動的に保証されるわけではありません。
全国共通デザインの使用条件を確認する
公式デザインをダウンロードして利用する場合は、用途に応じて公式の使用ガイドや規程を確認する必要があります。特に、マークを使ったグッズの制作や配布、事業者による利用では、営利目的などの制限や使用報告に関するルールを確認しておきましょう。
個人で妊娠中に身に付けるためのグッズを探しているのであれば、まずは自治体や鉄道会社が配布する現物を確認するのが分かりやすい方法です。無料で受け取れるものが見つかれば、購入費用をかけずにマタニティマークを活用できます。
【マタニティマーク無料】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マタニティマークは本当に無料でもらえますか?
A1:はい。自治体や一部の鉄道会社などで無料配布を実施しています。ただし、すべての地域や駅で配布しているわけではなく、在庫切れや対象者の条件がある場合もあります。住んでいる自治体の公式サイトや配布窓口で確認してください。
Q2:母子健康手帳をもらうときに、マタニティマークも必ずもらえますか?
A2:必ずではありません。母子健康手帳の交付時に配布する自治体は多いものの、配布場所や方法は地域によって異なります。母子健康手帳の交付窓口とは別の場所で配布する自治体もあるため、事前に確認すると確実です。
Q3:マタニティマークは妊娠何週から付けてよいですか?
A3:全国一律の開始週数は定められていません。妊娠が分かり、必要だと感じた段階から活用できます。特に妊娠初期は外見から妊娠が分かりにくいため、通勤や通院などで配慮を受けたい場合に役立ちます。
Q4:マタニティマークは駅でもらえますか?
A4:はい。一部の鉄道会社では、駅窓口や駅長事務室などで無料配布しています。ただし、配布駅は鉄道会社によって異なります。利用する鉄道会社の公式案内で配布場所を確認し、必要に応じて在庫状況を問い合わせてください。
Q5:マタニティマークのキーホルダーがなくても使えますか?
A5:キーホルダーがなくても、マタニティマークを活用することは可能です。公式サイトではデザインやポスターの資料が案内されています。ダウンロードしたデザインを利用する場合は、用途に応じた使用規程を確認してください。市販品を購入しなければ使えないわけではありません。
Q6:双子や三つ子を妊娠している場合も、無料のマタニティマークを入手できますか?
A6:通常のマタニティマークに加え、2024年11月19日には多胎児版の公式デザインが発表されています。ただし、多胎児版のキーホルダーなどを各自治体が無料配布しているとは限りません。実物の配布を希望する場合は、自治体の窓口で確認してください。
まとめ:マタニティマークを無料で入手するための判断基準
マタニティマークは、自治体の母子保健窓口や一部の鉄道駅などで無料でもらえる場合があります。特に、妊娠届を提出して母子健康手帳を受け取るタイミングは、入手方法を確認するよい機会です。
ただし、配布場所や受け取り条件、キーホルダーなどの種類は自治体や鉄道会社によって異なります。無料で入手したい場合は、まず地域の公式サイトで配布状況を確認し、在庫や受け取り方法が分からなければ窓口へ問い合わせるとよいでしょう。
全国共通のマタニティマークは、厚生労働省が2006年にデザインを制定してから2026年で20周年を迎えました。2024年には多胎児版も加わり、妊産婦への配慮を伝える取り組みは広がっています。
マタニティマークは、妊娠初期から周囲に必要な配慮を伝えるための手段の一つです。高価なグッズを購入する必要はありません。無料配布の有無、デザインの見やすさ、取り付けやすさを基準に、自分の生活スタイルに合った方法で活用してください。 (出典: マタニティマーク 無料(Yahoo!ニュース))